みなさんこんにちは。
デザイナーりんりんです。
ペンライトファームでは名前の通りペンライトOEMを行っております。
ペンライトを何度も注文したことがある!という方は制作時においてどこに気をつけたらいいかもご存知だと思います。
ですが、注文したことがない方はここで、注意点などを一度確認しておきましょう!
ライブやコンサートでは盛り上がって興奮状態になっています。
安全・安心に楽しむためにちゃ〜んと確認しておきましょう。
もちろんペンライトを注文したことがある方も今一度、確認しておいてくださいね!
話はちょっとそれますが、最近ブームのあいさつがあります。
それが、ご安全に!
お疲れ様ですなどのあいさつと同様のあいさつですね!
では、いきましょう!
ご安全に!!!!!!!
ペンライトの形状
どんなタイプのペンライトかにもよりますが、今回はアクリルペンライトの場合をお届けしたいと思います。
アクリルペンライトはLEDライト使用してアクリルを光らせるような方法をとっています。
アクリル面にはシルク印刷とエッチングという溝をつくる加工技術がデザイン可能です。
一番気をつけたいことが、このアクリル部分の形状。
上記は綺麗な星形になっていますがもしも角が尖った星形だったら・・・。
おそろしいですよね・・・!ひい!
ライブやコンサート会場ではお客様は興奮状態です。
ペンライトは振り回すことが当たり前と考えたほうがよさそうですよね。
そんな中尖ったものを振り回すことを想像しただけで恐ろしいです。
なので、アクリルの形状は必ず、角を丸くしましょう!
また、細長い部分が出てきた場合も注意が必要です。
細長いということは強度が下がってしまうということなので、折れやすくなってしまいます。
なので、振り回してしまったときにぽきっといってしまう可能性があるので、ある程度太さのある形状のデザインにしましょう。
また、溝の部分が深すぎても注意が必要です。
例えば、ハートの赤い丸の部分です。
溝が深すぎると制作の際にひびが入ってしまうことが多く、輸送の際に溝が深くなっていることがあります。
なので、ハートなどの溝がある形をアクリルの形状にしたいという方は気をつけたほうがいいかもしれないですね・・・。
そして、何よりも複雑すぎる形状はあまりおすすめしません。
機械がその形状を象るのに時間がかかってしまうからです。
できるだけ単純な形を目指して形状を決めましょう!
ドーナツ型の形状もあまりおすすめしていません。
真ん中の部分で光が途絶えてしまうため、光が先まで届きにくくなってしまいます。
横に広がっているものや、縦に長いものも同じく光が届きにくくなってしまうため、あまりおすすめはしていません。
しかし、デザインの都合上でそういった穴が開いたものや横や縦に長いものにしたい場合はデザイン重視で考えましょう!
光が届きにくくなってしまっても、デザインがかわいいものがいいですよね^^!
プリント部分
アクリルのプリント部分ですが、こちらもいくつか注意点があります。
プリントはシルク印刷なので細かすぎるデザインは印刷がでない場合やつぶれてしまう場合があるので気を付けましょう。
目安としては線や抜きの部分が0.5mmはあったほうが安全です。
そして、プリントはアクリルのキワまで印刷することができません。
なので、3mmは逃げるように制作しましょう。
またエッチングとかぶせてプリントをすることができないのでこちらもエッチングとプリントは3mm離れたデザインを制作しましょう。
エッチングとプリントが被ってしまうと、エッチングの溝にプリントが入ってしまいます。
あとは光の関係でできるだけ明るい色でのプリントをおすすめしています。
黒と白のプリントだと、圧倒的に白の方が光を拾います。
なので、会場で白いプリントがはっきり見えるようになります。
しかし、こちらもアクリルの形状と同じくデザイン重視でカラーを決めたほうがいいですよね!
エッチング部分
エッチングはレーザーの機械で溝を作ります。
なので、デザインは線で表現できるものにしましょう。
塗りの部分はエッチングで表現することができないので、プリントと組み合わせてデザインすることを意識しましょう!
また、エッチングもアクリルの形状やプリントと同じく複雑すぎるものは表現することはできません。
こちらも単純なものを意識してデザインするようにしましょう!
線が多すぎても表現が難しいことが多いので気を付けてください。
エッチングはプリントとは異なりキワまでデザインすることができます!
しかし、プリント部分の注意でもお知らせした通り、プリントにかぶせてデザインすることはできないので注意してください。
持ち手部分
持ち手部分の成形色はPANTONEでカラーを指定してください。
プリントと持ち手の成形色、持ち手のプリントは全て色を変えられるので、全部異なる色にしてもよし!カラフルにしてもよし!です。
なので、持ち手の成形色がカラーのキーとなるので、ここの色は意識して決めるようにしましょうね!
持ち手部分にもプリントが可能です。
詳しくはぜひ、お問い合わせください♪
まとめ
ペンライトファームで制作できるアクリルペンライトの注意点について諸々書きましたが、大事なことを言い忘れていました。
武器になるようなデザインは絶対に避けてください!
前述しましたが、ライブやコンサート会場はみんな興奮状態です・・・。
なので、振り回すと横の人や前の人に当たってしまう可能性があることを忘れないでください!
剣のようなデザインはとてもかわいいペンライトになりそうです!
しかし、ペンライトの先が鋭利すぎるものだった時は少し怖いですよね・・・。
かわいいデザインで安心・安全なペンライトライフを!
ご安全を!
この記事を書いた人
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1992年1月9日生まれ(24歳)ラクシス入社3年目。
ペンライトファームデザイナー。出身は北海道・苫小牧市。
食べることが好き。お酒が好き。将来の夢は歩く食べログデザイナー。大学では建築について学んでいました。2級建築士の受験資格はありますが、もはやないと言ってもいいぐらいわかりません。実は知らなかったと思いますが、好きな食べ物は内臓系です。よろしくお願いします。
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